Arch Linux on Raspberry Pi 2 - 開発用セットアップ

開発環境のセットアップ

前回作成したユーザーcyanで作業します。

基本的な開発用ソフトウェア群

まずは基本的なソフトウェア群をインストールします。

$ sudo pacman -s --needed base-devel

base-develはDebianでいうbuild-essentialのようなものらしく、 makeとかgccとかが入っています。 すこし時間がかかります。

個人設定

Dotfiles

私は.zshrcなどのdotfilesをgithubにあるリポジトリで管理しています。 そのため、まずはgitをインストールし、dotfilesをcloneしてシンボリックリンクを張っておきます。

$ sudo pacman -S git
$ git clone https://github.com/***/dotfiles.git .dotfiles
$ ln -s .dotfiles/.zshrc .
$ ln -s .dotfiles/.zshrc_linux .
$ ...

Zsh

Zshをつかっているので、$ sudo pacman -S zshでインストールし、 $ chsh でログインシェルを変えておきます。 いったんexitしてから再度sshではいって、 さきほどcloneしてきた.zshrcがただしく読み込まれているかチェックします。

Vim

sshで作業するのでエディタはVimを使います。 まずは$ sudo pacman -S vimでインストール。

プラグイン管理にはNeobundleを使っています。 GitHubのページに書いてあるとおりにインストールします。

カラースキームはmolokaiを使っているので、 これをcloneしてきてmolokai/colors/molokai.vimファイルを~/.vim/colorsに コピーします。

$ cd ~/.vim
$ git clone https://github.com/tomasr/molokai.git
$ mkdir colors
$ cp molokai/colors/molokai.vim colors

あとはVimを開けばNeobundleによってプラグインがインストールできます。


少し作業してみて、RasPi上でコンパイルするのはけっこうつらいことがわかりました。 クロスコンパイルができないか調べてみます。